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桐壺 : 「人情」は〈近代〉のものか? : 明治期における『源氏物語』受容と坪内逍遙『小説神髄』 |
大橋崇行 [著] |
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帚木 : 「帚木」における神話的構造 : 歌の男と歌の女 |
猪股ときわ [著] |
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空蝉 : 近松門左衛門作『大経師昔暦』考 : 空蝉と玉との共通性に着目して見えてくるもの |
黒石陽子 [著] |
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夕顔 : 源氏十七歳の秋 : 交錯する前奏曲 (preludio) と通奏低音 (basso continuo) |
近本謙介 [著] |
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若紫 : 行為・出来事の複数性と複合的な話法 : 重層性・両義性を読む |
西田谷洋 [著] |
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末摘花 : 「末摘花」巻にみる換喩的性質について : 異形の姫をとりまく「心もとなき」空間と時間 |
寺島徹 [著] |
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紅葉賀 : 芸能的視点による分析と考察 : 舞楽・管弦・催馬楽の描写意図と喜劇的展開 |
林和利 [著] |
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花宴 : 源氏物語のわかりやすい授業作りを目指して : 教材研究および授業展開の視点から |
梅藤仁志 [著] |
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葵 : 車争いにみる主体性 : 供人たちの位相と物の怪 |
吉田竜也 [著] |
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賢木 : 岩佐又兵衛の源氏絵と絵巻 : 『源氏物語』受容と享受の一様相 |
深谷大 [著] |
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花散里 : 「花散里」から考える江戸の源氏受容 : 『偐紫田舎源氏』の成功 |
津田眞弓 [著] |
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須磨 : 須磨の海 : 院政期から須磨巻を読む |
菅野扶美 [著] |
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明石 : 映画の中の明石の君 : 武智鉄二「源氏物語」論 |
中村ともえ [著] |
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澪標 : 溺れたい人/溺れたくない人 : 澪標・物語行為としての水先案内 |
永井聖剛 [著] |
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蓬生 : リーチ&ショートによってアイロニーを取り出す : 談話分析で読む「蓬生」巻 |
木股知史 [著] |
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関屋 : さらば青年の日の幻影 : 欠如から充足へむかう〈空蝉物語〉 |
高木信 [著] |
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絵合 : 「かの浦々の巻」の帰趨 : 藤壺の判歌と光源氏流離譚の終熄 |
太田真理 [著] |
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松風 : 円地文子『女面』と明石一族の物語 : シスターフッドへの想像力 |
鈴木直子 [著] |
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薄雲 : 上田秋成と「薄雲」巻 : 詠源氏物語和歌・源氏物語評論・春秋優劣論 |
近衞典子 [著] |
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朝顔 : 朝顔の姫君とその物語の造形 : 「朝顔」の由来・「ねびまさる」女君・「ほほゆがむ」 |
高松寿夫 [著] |
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少女 : 「つくまのの紫」と「つくまえのみくり」 : 古今和歌六帖歌をめぐって |
新沢典子 [著] |
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玉鬘 : ハーレム六条院の完成とその崩壊の予感 : 瑠璃と玉鬘、二つの名を持つ姫君の物語 |
尾形明子 [著] |
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初音 : 山東京伝の読本『絵本梅花氷裂』と『源氏物語』 : 女性の表象と後妻打ちをめぐって |
山名順子 [著] |
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胡蝶 : 「胡蝶」における庭園と光源氏のセクシュアリティについて : 感性と美学、ビオスとゾーエー |
水川敬章 [著] |
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蛍 : 蛍の光は何を照らし出したか : 語りの批評性と玉鬘の物語(論) |
安西晋二 [著] |
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常夏 : 近江の君 : その登場の背景と影響をめぐって |
徳竹由明 [著] |
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篝火 : 柏木の和琴、玉鬘の和琴 : 篝火巻における司馬相如伝の典拠を起点に |
山本大介 [著] |
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野分 : 「あくがる」の訳をめぐる一考察 : 円地文子訳の深層としての六条御息所 |
増田祐希 [著] |
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行幸 : 現代文学としての源氏物語 : 玉鬘・末摘花・近江の君のストーリー |
都築春彦 [著] |
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藤袴 : 光源氏と夕霧 : 父と息子の対決 |
佐藤綾佳 [著] |
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真木柱 : 「心もてあらぬ」結婚と玉鬘の〈場所〉 : 六条院、鬚黒家 |
二瓶浩明 [著] |
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梅枝 : アクティブ・ラーニングを取り入れた源氏物語の授業構想 : 薫物合わせ、贈答歌の体験を通した主体的な学び |
小塩卓哉 [著] |
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藤裏葉 : 近世版本の挿絵に描かれた「藤裏葉」巻 : 巻を象徴する図様 |
菊池庸介 [著] |
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若菜上 : 『若菜上』を読む : 方法論の視座から |
柳瀬善治 [著] |
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若菜下 : やんごとなき人々の葛藤 : 女房革命が暴くもの |
篠崎美生子 [著] |
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柏木 : 柏木と女三の宮の贈答 : 歌の論理と散文の論理 |
大浦誠士 [著] |
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横笛 : 『源氏物語』と『伊勢物語』二十三段 : 雲居雁をめぐって |
高野奈未 [著] |
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鈴虫 : 「おなじ」ものと「かはれる」もの : 鈴虫巻を流れる時間 |
坂堅太 [著] |
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夕霧 : 猿楽的世界の魅力 : 夕霧の恋の喜劇性 |
植木朝子 [著] |
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御法 : 高校生と御法巻を全部読む : 興味・関心を高める授業づくりの提案 |
小崎早苗 [著] |
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幻 : 光源氏と世之介 : 「幻」巻と西鶴『好色一代男』最終章の比較から |
佐伯孝弘 [著] |
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匂宮 : 第二世代から第三世代へ : 「伏線」と「照応」の視点から |
光延真哉 [著] |
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紅梅 : 「さかしら」がる紅梅と真木柱 : 桐壺帝の孫娘を求める匂宮との関係 |
高橋広満 [著] |
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竹河 : 草子地と語り手/書き手の戦略 : 与謝野源氏と谷崎源氏の比較を通して |
吉田司雄 [著] |
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橋姫 : 中世人は「橋姫」をどう読んだのか : 伊行・定家を勝手に越えていった素寂・範政・兼良の源氏学 |
前田雅之 [著] |
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椎本 : 椎の木が想起させるもの : 歌・物語・俳諧をつないで |
早川由美 [著] |
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総角 : 零度のコミュニケーション : 枯れ行く大君・人形 (ラブドール) を愛する薫 |
田中貴子 [著] |
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早蕨 : 早蕨巻の時間意識 : 回帰する時間・直進する時間 |
木下華子 [著] |
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宿木 : 光源氏と薫 : 「聖」と「俗」の引力 |
長濵拓磨 [著] |
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東屋 : 〈うすらぼんやり姫〉浮舟の物語始動 : 『源氏物語』の女君たちの〈人形 (ひとがた)〉か? |
高田晴美 [著] |
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浮舟 : 浮舟の憂悶 : 死へ向かうおんな |
影山尚之 [著] |
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蜻蛉 : 薫の喪 : 〈他者〉への哀惜の帰趨するところ |
竹内瑞穂 [著] |
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手習 : 終焉の予感 : 周縁ゆえの内面の自律 |
高橋龍夫 [著] |
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夢浮橋 : 『源氏物語』の終わりかた : 認知バイアスの分析から |
野中哲照 [著] |
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桐壺 : 「人情」は〈近代〉のものか? : 明治期における『源氏物語』受容と坪内逍遙『小説神髄』 |
大橋崇行 [著] |
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帚木 : 「帚木」における神話的構造 : 歌の男と歌の女 |
猪股ときわ [著] |
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空蝉 : 近松門左衛門作『大経師昔暦』考 : 空蝉と玉との共通性に着目して見えてくるもの |
黒石陽子 [著] |